【Vol.111】 ドラッカーに学ぶ働き方改革 ~長時間労働をどのように是正していくか ④~
・自分の仕事は何か?
・自分の仕事は何であるべきか?
・最も生産的に仕事を達成するには、何をすべきか?
・そのために、他の人たちから、どんな協力が必要か?
知識労働者は、上記4つの質問を自ら問わなければならない。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、
そのように言われています。
時間というリソースの向ける先や、
その使い方を間違えてしまうので、
自分の仕事に集中できるように、
常に注意しないといけない。
前回、そのようにお話をしましたが、
私たち、知識労働者にとって、
タイムマネジメントは大きな課題の1つです。
自分が、本当にやるべき仕事に集中することができれば、
効果的なタイムマネジメントをおこなうことができます。
しかしながら、本来しなくてもよい仕事に
時間を取られてしまうことが多々あります。
そして、その忙しさに追われてしまい、
時間を無駄に使っていることに、
意外と気がつきにくいものです。
よって、私たちは、仕事の成果につながらない
仕事をやめなければなりません。
そうすることで、集中すべき仕事のために時間を有効に使え、
タイムマネジメントにおける本当の効果を発揮することができ、
生産性が向上していくようになります。