【Vol.129】 ドラッカーに学ぶ働き方改革 ~経営者にとっての働き方改革推進とは? ⑨~
経営者がマネジメントを学んでいるかどうか、
知っているか知らないか、
基本的知識があるかないかで成果に差が出る。
それは、美味しいパンを作るときと同じで、
パンを焼くプロセスを知っているか、知らないかで
成果に差が出るのと同じである。
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。
経営者は、なぜマネジメントを学ばないといけないのか?
組織の生産性が高い状態で、社員/スタッフの方々に
働いてもらうことにより、
成果につなげていかないといけないからです。
楽しく、ワクワクしていて、モチベーションが高い状態で
働いてもらえるような、そういう経営のしくみを取り入れ、
強みを活かして、一人ひとりが最高に貢献できているような
組織を創っていかないといけないからです。
経営者がマネジメントを学んでいないとどうなるのか?
例えば、
・生産性が低いと感じたら、それを人のせいにする
・PDCAの計画と実行がうまくいかない
・学んでいない経営者と、学んでいる若手社員の関係が悪くなる
・マーケティングはおろそかで、販売強化はするものの空回りをする
・顧客と会わなくなり、市場を体感することからも遠のいてしまう
・正しい意思決定ができなくなる etc.
このように、いいことはまったくないと言っても過言ではありません。
経営者が学んでいないと、組織の成長は止まります。
学ぼうと思ったら、素直さや謙虚な気持ちがないと、
私たちは学べません。そして、成長ができません。
だから、私たち経営者は、マネジメントだけではなく、
リーダーシップも学び、リーダーとしての在り方、
人としての在り方を整えていくこと。
そうしないと、誰も付いてこなくなってしまいます。