【Vol.143】 ドラッカーに学ぶ働き方改革 ~経営者にとっての働き方改革推進とは? ㉓~

働き方改革。経営チーム、そして組織全体の生産性を
高めていくために、経営者は、どのように
経営チームのチームワークを作っていけばいいのか?
経営チームのチームワークがどうあるべきか?

大切なことは6つあり、その残りの3つは、以下の通りです。

チームにはキャプテンが必要である。
チームのキャプテンは「ボス」ではなく、リーダーである。

ある種の決定は、チームとしてのみ下しうるものがある。
少なくともその種の決定を下す前に、その決定案について
意見を交わさなければならない。

トップマネジメントの課題を達成するためには、
メンバー間の意思の疎通に、体系的に、
また熱心に取り組まなければならない。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

ここから、少し補足をしますが、
ボスとリーダーの違いは何か、それをひと言で言うとすれば、
ボスは、指示・命令ばかりしている、お山の大将的な人。
そのようなイメージに近いかもしれません。

2つ目にある、ある種の決定とは、トップマネジメントチームにとって、
とても重要な事項であり、例えば、ドラッカー5つの質問や、
人事の決定(昇進)が該当します。

そして最後ですが、メンバー間の意思の疎通に、体系的に、
熱心に取り組むとは、どういうことかと言うと、例えば、
週に1度、決まった時間に集まり、1-1.5時間ぐらい話し合うための
会議がわかりやすい例になります。

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