【Vol.142】 ドラッカーに学ぶ働き方改革 ~経営者にとっての働き方改革推進とは? ㉒~
働き方改革。経営チーム、そして組織全体の生産性を
高めていくために、経営者は、どのように
経営チームのチームワークを作っていけばいいのか?
経営チームの足並みが乱れていると、当然、
それに関係する事業部門の生産性にも
影響が及んでしまうかもしれません。
例えば、「上が決めてくれない・・・」というふうに。
そういう意味において、経営チームをどのようにまとめていくか、
経営者にとって、チームワークの醸成が不可欠になってきます。
経営チームのチームワークがどうあるべきか、
大切なことは6つあり、その最初の3つは、以下の通りです。
経営チームのメンバーは、その担当分野において、
最終的な決定権を持たなければならない。
経営チームのメンバーは、担当外の問題について、
決定を下してはならない。
経営チームの会議室の中では徹底的に討議し、
会議室の外では、互いのことをとやかく言ったり、
批判したり、けなしたりしてはならない。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。
役員同士、意見がぶつかり合うことも
あるかもしれませんが、
・食ってかからないこと
・けんか腰にならないこと
・問題が生じたら、まず上司と話してもらうこと
徹底的に討議をするとは、信頼関係のもとで、
けんかをするぐらい話し合うということです。
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。