【Vol.146】 ドラッカーに学ぶ 健康経営とは?
連日、生命保険会社さまと、健康経営について
ディスカッションをする機会がありました。
健康経営は、長時間労働が是正され、働き方改革の延長線上にある
1つの大きなゴールでもあり、それを長期的に、
安定的に継続することが永続的な事業の継続になると、
そのように考えることができます。
健康経営ができているというのは、どういう経営状態かと言うと、
・経営者から一般社員まで、全社員がやりがい、充実を感じながら
楽しく、ワクワクしながら仕事をしている
・生産性が高い
・社員/スタッフに過度なストレスがない
・ハラスメントがない
・コンプライアンス遵守の意識が高い
・会社、部門、個人レベルにおいても使命感がある
・社員の満足度(ES)が高い
・組織で学んでいる
・リーダーシップが発揮されている
・ブランディングができていて、人の採用にも困らない
そういうホワイト企業のイメージに、とても近いのかもしれません。
でも、そういう企業は希少だと感じます。
そのような健康経営が、本当にできている企業になるためには、
少なくとも、以下のドラッカーのマネジメントの基本と原則のテーマに
しっかり取り組めている状態でないといけません。
・ミッション経営
・ドラッカー5つの質問
・経営者は経営しなければならない
・強みと貢献
・イノベーション
・リーダーシップとチームワーク
・生産性を高める
ポイントは、社会の課題や、世の中のニーズを踏まえ、
ターゲットを明確にし、しっかりと計画ができていること。
そして、組織特有の使命を果たせているかどうか。
そして、生産性を高め、企業価値を高めていく努力をし続けること。
経営をしていくに当たっては、組織の規模に関係なく、
目に見えない落とし穴がたくさんあり、
課題も多いかもしれませんが、生産性を高め、
ミッション経営をしながら経済的成果を出し、
企業価値を高めていく努力を続けていくこと。
健康経営ができるようになり、
それを維持していくということは、
永遠のテーマなのかもしれません。