【Vol.169】 役員会をより活性化させるためになすべきこととは?
多くの企業が年度末を迎え、組織によっては役員メンバーを見直し、
より良い経営チームを再構成する、そういう季節になりました。
中堅・中小企業においては、経営者の考え方や財務状況、
組織体制、リーダーの育成状況等の事情により、
役員チームの作り方は、さまざまではありますが、
役員メンバーは、最低3人いるといいと言われています。
役員のメンバー構成を見直していく、
あるいは新たに経営チームを作っていく際には、
・ミッション(経営理念)に共感してくれている人かどうか?
・価値観が合う人かどうか?
・仲介役として機能する人がいるかどうか?
・多様性を取り入れるためには、誰に加わってもらうといいか?
・世代交代をどう考えるか?
そのような視点を持ちながら、経営者は経営チームとなる
役員メンバーを選んでいきます。
それが決まったら、次になすべきことは、
・チームメンバー一人ひとりの強みを明らかにすること
・それぞれの強みに応じて、いずれの活動を担当すべきかを決定すること
・経営の根本的な「5つの質問」についてメンバーで徹底的に話し合うこと
・成果を得るために、特に重要な活動は何かを明らかにすること
・重要な活動すべてについて、目的と目標を定めること
重要な活動については、それを担った人が
最終責任をもたなければいけない。
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。