【Vol.176】 社内・組織内のセクハラ、パワハラを見つける方法
「セクハラ罪という罪はない。」
そのように開き直る大臣もいますが、
男女雇用機会均等法では、セクシャルハラスメントに関して、
事業主がどのような対策を取らなければいけないのか、
厚労省より、明確なガイドラインが出ています。
セクハラ罪はなくても、安全配慮義務を怠った、
あるいは、不法行為として会社や個人を訴えることは簡単にできます。
コンプライアンスオフィサーから見ると、セクハラも、パワハラも、
コンプライアンス違反としての事象です。
訴えられることにより、損害が発生するリスクはあり、
メディアに出ると、我が社のブランドは大きく傷つき、
経済的な影響を伴うリスクがあります。
よって、私たち経営トップ、人事トップは、
組織におけるセクハラ、パワハラといった
ハラスメントをするリーダーがいないかどうかを
定期的にチェックし、ハラスメントをするリーダーがいたら、
懲戒を含めて教育指導をおこない、リスクの芽を
速やかに摘み取っていかないといけません。
メンバーが正しいことを行うことが、
効果的なリーダーであることの証明である。
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。
繰り返しになりますが、経営者はトップの責任として、
ハラスメントが起きていないか、組織のリーダーが
正しくリーダーシップを発揮できているかどうか、
組織の健全性を確認しながら、組織への周知と啓発を
繰り返しおこない、役員や事業本部長、部長を含め、
すべての経営管理者が、安心、安全な職場づくりを
率先していくことが欠かせません。
では、どのようにして、社内・組織内のセクハラ、
パワハラを見つければいいのか?
株式会社ディジットが提供する、組織行動診断(BBA)をお勧めします。
理由は、セクハラやパワハラ、情報漏洩やコンプライアンス違反など、
リスクとなる芽を見つけ、摘み取れるばかりでなく、
どうすれば我が社の業績を伸ばしていけるか?
働く人のモチベーション、どのように高めていけばいいか?
「今」の従業員満足度と、かかっているストレスの負荷まで、
人と組織が立体的に可視化される、とても有効な経営ツールだからです。
私たちが毎年、定期健診を受けるように、
組織も毎年レントゲンを撮り、診断を受け、
悪いところがあれば、処方を受けることによって、
健全な組織が保たれ、働く人の生産性も高まります。
詳しくは、お問い合わせください。