【Vol.180】 ドラッカーに学ぶ リーダーシップ ~一流のリーダーに共通する働き方~
ドラッカー氏は、50年間にわたるコンサルティングの仕事を通じて、
一流のリーダーに共通することは何かを調べたそうです。
その結果、わかったことは、個性において、
一流のリーダーに共通するものはなかったが、ワークスタイル、
つまり、リーダーの働き方には共通することがあったと言います。
では、一流のリーダーに共通するワークスタイルとは何か?
組織の使命と成果を考え抜き、それを明確、
かつ目に見える形で定義し、確立すること。
経営者は、組織の使命を考えないといけません。
そして、全ての経営管理者は、組織の使命や理念を踏まえ、
我が部門の使命を考えないといけません。
そして、それを明確、かつ目に見える形で定義をし、確立すること。
社内に浸透させ、社外にも発信していくことが大切です。
自分たちがどんな想いでこの事業をおこなっているのか?
誰のために、何のためにこの仕事をしているのか?
私たちのしている仕事の重要さと、その価値を、
働いている人たちに理解してもらい、
自分たちの使命、ミッションを自分のものにしてもらう。
そこまで浸透させ、確立をするということです。
そして、組織の使命、部門の使命を果たせているかどうか、
その成果をどのように測っていくか?
私たち経営者は、その成果を問われます。
売上/利益目標が達成しているからと言って、
使命を果たせているかどうか、使命が実現できているかどうかは、
必ずしも、イコールにはなりません。
使命を果たせているかどうか、それをどのように測りますか?
組織の使命と成果を考え抜き、それを明確、
かつ目に見える形で定義し、確立すること。
これが、一流のリーダーに共通するワークスタイル、
第1番目の基本と原則になります。