【Vol.191】 目標を考える時の基本姿勢

3月決算の会社にとっては、ちょうどこの時期は
上半期の振り返りをしつつ、下半期のプランの見直しや
修正をする時期であり、12月決算の会社にとっては、

「われわれの計画は何か」

来期に向けてのプランニングがスタートしている、
そういう時期にさしかかっていると思います。

上半期、あるいは2018年がスタートしてからの
今までを振り返り、あらためて目標を考え、
見直す時の基本姿勢についてですが、

ビジョンを掲げ、理想を追求すること。

我が社のミッション、使命が実現したとき、

・顧客はどのようになっているのか?
・世の中はどのように変化しているのか?
・そして自分たちはどうなっているのか?
・自分たちはどうなりたいのか?
・自分たちはどうありたいのか?
・使命が実現したとき、社会では何が起きているのか?

これからやってくる未来、将来のビジョンを描き、
理想を追求し、我が社の使命、ミッションを
果たしていくために、目標を見直し、考えます。
そして、

今日を基盤とし、今日手にする手段、方法、制度を活用すること。

現実を踏まえ、第1歩をどこに踏み出していくのか?
制約の中で、何を、どのように活用していくのか?

可能なかぎり、使える手段、方法、制度を
最大限に活用していくということです。

振り返りのときの質問は、

・うまくいかなかったことは何か?
・自分たちは、まだ何をわかっていないのだろうか?
・何を、どう変えていけばいいか?

改善をしていくために、そのように問いかけていきます。
そして問いかけないといけない、もっとも大切な問いは、
次の2つの問いです。

・うまくいったことは何か?
・それをさらにうまくやれる方法は?

万能薬は求めない。
そのような安直なものは存在しえないとする。
これ1つでうまくいくというのはありえない。
地道にコツコツやること。
いろんな手を打つこと。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

考える、実践する、そして振り返りをし、
また実行に移していく。

組織で学びながら、その繰り返しが大切です。

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