【Vol.4】 生産性に重大な影響を与える要因は?

生産性に重大な影響を与える要因は5つあり、経営者は大きく捉えていくことが大切です。

1. 知識

新しい知識を持っているかどうかで、生産性が変わってきます。とりわけ、専門分野においては、勉強し続けないとすぐに遅れてしまいます。皆さんの組織、部門において、仕事の中に「学ぶ」ことを取り入れていますか?

例えば、皆さんご存知のIBM。IBMの営業組織では、年間約100時間学ぶことが義務づけられていると言われています。前職のSAPでも、定期的に製品・サービスを学んだり、成功事例を共有し合ったり、定期的に学び続ける機会はありました。数字のレビューも重要ですが、一線の営業組織においては、「何がうまくいったのか?」しっかり情報共有できる組織が強いのではないかと感じます。

2. 時間

何に、どう使うのか?

リーダーである私たちにとって、タイムマネジメントは永遠のテーマかもしれません。

・何をしないといけないのか、漏れなくメモ・リストにし、スケジュールできていますか?
・タスクの増減が激しい中で、正しく優先順位をふれていますか?
・何に時間を費やしていますか?(Factを取ることをお勧めします)
・何を削り、何に時間を費やすべきですか?
・権限委譲できていますか?(部下に任せられていますか、部下を育てていますか?)

3. 製品・サービスミックス

製品(サービス)と製品(サービス)をどのように組み合わせ、顧客に提供するのがいいですか?

4. プロセスミックス

モノを創る、モノやサービスを売るとき、どこまで自分たちでやって、どこまで外に任せるのがいいですか?
誰とアライアンスを組むのがいいですか?

5. 組織体制や活動のバランス

組織をどう作りますか?

変化が早い中、私たち経営者や経営チームは、定期的に生産性をチェックする、自問してみるのもいいかもしれません。

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