【Vol.35】 学習する組織をつくる
マネジメントはトップから学び、
その学んだことをいかにして組織に取り込んでいくか?
社内に浸透をさせるか?
組織のDNAとするために、繰り返しの思考と習慣にできるかどうか?
そういったことが大きなチャレンジになってくると思います。
経営者はそのために何をしなければならないのかというと、
学習する組織をつくらないといけません。
仕事のチームは、学習のチームでもなければならない。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。
大切なのは、共に学ぶこと。
教え合うチームを作ることです。
私のクライアントである歯科クリニックでは、コンサルタント同士が教え合っています。
そして、医院長も現場スタッフから学ぼうと、そういう姿勢や謙虚な気持ちを大切にされています。
そして、組織が大きくなると、教える組織をつくると共に、階層別に何を学ぶべきか、
教える仕組みも作っていかないといけません。
日産自動車では、ダイバーシティに関しては、役員である志賀さんが、
自ら組織のリーダーに教えているそうです。
一流の組織と凡庸な組織の違いは何か?
一流の組織というのは、学習している組織です。
そして、学習をしている組織、共に学び、教え合うということが
当たり前になっている組織というのは、雰囲気が明るいように感じます。