【Vol.57】 経営者にとっての仕事の優先順位
経営者が仕事の優先順位を考えていくときに、以下のポイントを
意識するとよいと、ピーター.F.ドラッカーは言っています。
・過去ではなく未来を選ぶこと
・問題ではなく機会に焦点を合わせること
・横並びではなく独自に方向を決めること
・無難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を高く合わせること
そして、多忙な経営者にとって、悩ましいテーマの1つが時間の管理です。
時間の管理が不得手な経営者の方は、1つの仕事に必要な時間を
過小に評価してしまう傾向があるかもしれません。
その場合は、自分の見積もった時間の1.5倍ぐらいの時間を
みておくことをお勧めいたします。
なかなか成果を上げられないとき、私たちは成果を出そうと、急ごうとします。
そのために、さらに遅れてしまうこともありますので、注意をしないといけません。
また、同時にいくつかのことをしようとしてしまいがちです。
その背景には、
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ・・・」
と、いつも考えているのかもしれません。
しかしその結果、手がけている仕事のどれ1つにも、
必要なまとまった時間を割けないということがおきてしまいます。
よって、優先順位をつけて絞り込み、取り組んでいくことが大切になります。