【Vol.64】 顧客を理解する ①
前回は、どのような市場で、どのような顧客を対象とするのか?
そして役割が違い、それぞれに異なる価値観や欲求をもった
様々な種類の顧客に対して対応をしていくことが重要である。
そのようなお話をさせて頂きました。
私たちは現実の顧客から、「顧客は誰なのか」
理解をしていかないといけません。
そのための問いとして、
現実の顧客はどのような人たちなのか?
いろんな視点で顧客を分析し、そこから洞察を得ることが大切です。
B to Bで言うと、業種、売上規模、従業員規模、所在地(エリア)、
顧客の種類、役割などを確認していくことが一般的な分析手法かもしれません。
B to Cであれば、顧客プロファイルの詳細レベルが分かれば分かるほど、
現実の顧客への理解が深まっていくでしょう。
そして、
継続的に顧客になってくれている人はどのような人たちか?
その人たちは、なぜ顧客になってくれているのか?
まずは、顧客の特徴や傾向、顧客でいてくれる理由など、
そのような情報をつかめれば、現実の顧客に対する理解が
さらに深まっていきます。
とても当たり前のことかもしれませんが、当たり前であるがゆえに
意識をしないと、意外とそのような分析がなされないまま、
私たちは頭の中でぼんやり考え、わかったつもりでいることが
多いのかもしれません。