【Vol.95】 競争相手を認識する
本当の競争相手は誰なのか?
前回、そのような問いかけをいたしました。
直接の競争相手とみなしている製品やサービスが、
本当の競争相手ではないかもしれないと、
そのように感じられるようになった場合、
競争相手をどのように認識していけばいいのか?
顧客が求める「価値」を軸に競争相手を認識すること
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。
顧客はどのような「価値」を買っているのか?
その問いに答えていくことにより、競合となりうるものや、
競合となる会社が、今までとは異なってくることが
わかってくるかもしれません。
顧客は何を価値あるものと考えているのか?
まだ満たされていない顧客の欲求は何か?
もう一度、皆さんに問いかけたいと思います。
顧客が求める「価値」を軸に、競争相手を考えた場合、
本当の競争相手は誰ですか?
わが社は、誰の競争相手にまだなっていないのか?
わが社の事業の一部と考えていないために、
わが社には見えていず、試みてもいない機会はどこにあるのか?
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。