【Vol.99】 ブラック企業のレッテルを貼られないようにするために ②
前回の続きになります。
ブラック企業のレッテルを貼られないようにするために、
経営者は何をするべきなのか?
今回は2点、お話をさせていただきます。
4. 人の強みを発揮させる
人の強みを発揮させ、弱みを無意味なものにし、
人が共同で成果をあげられるようにすること。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。
ばらばらに働くのではなく、AさんがBさんの弱みをカバーし、
BさんがAさんの弱みをカバーするというふうに、
一人ひとりの強みを伸ばし、弱みを見えなくして、
全員を貢献者にするということが大切です。
5. 最高に貢献できることを考える
まず、経営管理者の方々は、自分自身がさらに貢献をするために、
部下を育成し、権限委譲を進めていく必要があります。
そして部下の方には、現状の仕事に「挑戦できる仕事」をプラスワンで
加えてもらい、それをサポートし、「新たに貢献できること」に
取り組んでもらうことにより、更なる成長を促します。
「本来、何をなすべきなのか?」
存在価値を高めるために、トップから新入社員まで、
本人一人ひとりが毎年、「最高に貢献できること」を
真剣に考えないといけません。
本人のモチベーションが高い状態をつくっていくこと。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。