【Vol.100】 ブラック企業のレッテルを貼られないようにするために ③
前回の続きになります。
ブラック企業のレッテルを貼られないようにするために、
経営者は何をするべきなのか?
最後に2点、お話をさせていただきます。
6. 自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する
わかりやすく言い換えると、社会的責任を負い、悪い影響を防ぐということです。
悪い影響とは、騒音や排気、排水、二酸化炭素の排出といった、
環境に関わることから、コンプライアンスを遵守するといったことまで、
社会に与える影響を考え、CSRとして、わが社は何をなすべきなのか、
その計画を立てると共に、PDCAを回していかないといけません。
そして、わが社の強みや卓越性を活かして、さまざまな社会問題に対して、
どのような貢献をしていくのかということでもあります。
7. 経営管理者がリーダーシップを学びとる
効果的なリーダーとは、どういうリーダーなのか?
一流のリーダーに共通するワークスタイルから、リーダーの基本能力、
リーダーがしてはならないこと、チームワークとコミュニケーション、
そして、経営管理者5つの仕事まで、トップから中間管理職まで、
全経営管理者がリーダーシップの基本と原則を学ばないといけません。
ちなみに、社員の動機づけを行い、コミュニケーションを図ること。
これは、経営管理者5つの仕事の中の1つでもあります。
リーダーシップは学び取れる。
明日からやろうと思ったら、誰でもできる。
ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。
ドラッカーのマネジメントの基本と原則を学び、実践するということは、
経営の軸をぶらさないということ。そして、当たり前のことを
当たり前のこととしてするということであり、
木に例えるとすれば、それは、木の幹を太くして、
組織を成長させていくことを意味しています。
そしてそれは、リスクマネジメント、クライシスマネジメントにもなり、
コツコツと地道に努力を積み上げていくことにより、
ブラック企業から自然と遠ざかることにもなります。
繰り返しますが、会社(組織)が良いか、悪いかではなく、
経営者が良いか、悪いかです。
経営者としての「在り方」が問われている時代です。
組織の問題は山積みかもしれません。
そしてそれがゼロになることは、おそらくないでしょう。
経営者も一人の人間です。
意思決定に悩んだり、気持ちが乗らず、思うようにパワーが出ない
ときもあるかもしれませんが、それが普通です。
私たちも人間だから、一人の人だからです。
・考えや気持ちを整理する
・自分の思い込みを外す
・より良い選択と意思決定をする
・ドラッカーのマネジメントの基本と原則を繰り返しの思考と習慣にする
・組織を成長させ、顧客と社員に幸せと豊かさを循環していく
・夢や想いを叶え、実現させていく
そのために、エグゼクティブコーチングを定期的に受けるのです。
そして、自らのモチベーションも高め、エネルギーが高い状態を
維持していきます。
やる気に溢れ、リフレッシュした気持ちで1年をスタートし、
幸せな気持ちで年末を迎え、1年を終えていく。
エグゼクティブコーチングを受けながら、
共にそのような1年を過ごしませんか?